咬合器(こうごうき)とは
咬合器とは、歯科医療における治療・研究等を目的として、模型上で顎運動や咬合のさまざまな位置を再現する装置のこととなっているのです。
生体の上顎にあたる部位を上弓、下顎にあたる部位を下弓といい、下顎頭にあたる部位を顆頭球と呼んでいるのです。
模型後面に装着して使用する各種機能運動が可能なアルコン型咬合器なのです。
机上で開口状態を固定することができます。顆頭間距離も違うのです。
顆頭球から中切歯切縁までの距離も違います。つまり、ボーンウィル三角もバルクウィル角も違ってくるのです。
咬合器とは、印象採得を行なって作った模型を装着して、口腔内を再現するものなのです。
咬合器は、中心咬合位などの特定の咬合位を再現するものや、側方運動や前方滑走運動などの顎運動を再現するもの等、目的に応じて様々な形態の装置が開発されているようです。
模型後面に装着して使用する各種機能運動が可能なコンダイラー型咬合器なのです。
FE咬合器より大きく開口する事ができるのです。状態にそれぞれ下顎模型をマウントし、側方運動させて検証してみるようにしましょう。
近年においては、機能的顎矯正装置は、臨床はもちろん、大学の講義の場などでも取り上げられる頻度は減り、過去の矯正装置といった状態なのですが、適応範囲における症状に対しては、現在も十分な治療効果の望める治療法となっているのです。
使用した模型及びチェックバイト材はどれも同じ物を用い、スプリットキャストで付け替え出来るようにしているようです。
より実際の口腔内に近い状態を再現するために、咬合器に模型を装着する際には、咬合採得やフェイスボゥ・トランスファーなどが行われるのです。
顆頭球が生体と同じ様に下弓に付いているものをアルコン型咬合器、生体とは逆で上弓に付いているものをコンダイラー型咬合器というのです。
国民性として機能性を重視し、歯並びについても審美的な要求の低いドイツ人は、正常に咀嚼できるようになる事を歯並び治療に求めた為、この「構成咬合器」が普及しやすかったというのです。
咬合について勉強して知っておくことは衛生士、技工士、歯科医師すべて歯科に携わる人には必要になっているのです。
ただ、知っていても実際に活用できなければ忘れていくだけになるのです。
それが毎日の診療で使えれば逆にもう少し勉強する必要が出てくるのです。
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