咬合治療
わずか100分の1mmレベルのずれですから、かなり専門的で厳密な検査やチェックをして慎重に治療をすすめていかねばならないのです。
日頃から歯の悪い状態を放置したりせず、正しい歯科治療を行い、時々チェックすることが望まれているのです。
咬合治療は、永久歯がはえてくる段階をコントロールして、少しでもかみ合わせに悪い因子を早め早めに取り除いていくという方法をとるのです。
そのため、かみあわせに不正がみられたら、出来るだけ早い段階で治療を始めるのがより有利になっているのです。
反対咬合とは良く受け口とも言われるもので、下の歯が上の歯より前に出ている状態なのです。
日本人には比較的多いタイプの不正咬合のひとつとなっているのです。
反対咬合は舌の歯が前方に傾斜しているという原因だけではなく、下あご自体が前に出てしまっている場合や上顎が後ろに引っ込んでいるといった骨格のずれが原因となっている場合もあるんどえす。
また、悪い癖についても、不正咬合の予防という観点から治療の対象になっているのです。
通常の矯正治療とは違い、歯を動かすための装置やワイヤーなどを使用せず、歯科用のプラスチック樹脂を積層しながら、適切な咬合へと誘導していくんどえす。
咬合がズレて悪いために顎関節症や肩こり、耳鳴りなどの咬合病になることがあるのです。
治療では、まず下顎運動を測定するのです。測定データに基づいて、下顎骨を中心位に戻し、咬合を回復させる咬合矯正治療を行うのです。
その結果、顎関節症や肩こりを確実に治すことができるのです。適切な咬合とは、両方の奥歯で食いしばれて、咀嚼力が養われ顎の成長が促進される状態を指しているのです。
矯正治療は、大まかな咬み合わせをそろえることはできるのですが、咬み合わせ病のレベルでの治療は難しいのが現状となっているのです。
そればかりか、矯正治療が咬み合わせ病の原因になっていたという報告すら、最近では見かけることがある位なのです。
15才未満の発育期の子供の矯正は、上下の歯並びを治せば下顎関節部はそれに合わせて発育するため、問題は発生しないのです。
しかし、発育期間を過ぎた成人が子供と同じように、上下の歯並びを治しただけでは、下顎と上顎との関節部分の中心が狂ってしまうため危険なのです。
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